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キーワードは1000万円

2018年05月26日(土)
カテゴリ:会社

会社にすると「2年間は消費税がかからない」、と言われています。
 
3年目からかかりそうですが初年度が売上1000万円以下なら3年目もかかりません。納税義務の判定は2年前の売上に基づくからです。
 
逆に初年度の6か月間の売上・給与の両方が1000万円を超えると2年目から消費税納税になります。
 
また、資本金が1000万円以上だと初年度から消費税納税になります。
 
「未満・超」と「以下・以上」が煩雑ですので、まとめると次のようになります。
・資本金:1000万円未満
・売 上:1000万円以下
・最初の半年:1000万円以下(売上と給与)
上記の3点が「かからない」条件です。
 
ここで注意すべきは
 
消費税における「売上」には、住宅家賃や保険診療、介護サービスなどは除かれるのに対し、仕事に使うトラックの下取り金額や、個人の棚卸在庫を設立する会社に移す場合、個人の建物・車両を会社名義に変える場合も「売上」にカウントします。
 
会社設立に際し、在庫を減らしておく、建物は個人のまま、など慎重に吟味しないと、会社は2年間消費税免除であっても、個人の消費税負担が法人成りによって急増することになります。

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