気になる遺産(1)
2017年08月17日(木)
カテゴリ:相続
これまでの経験から、最も気になる遺産をそれぞれの立場からリストアップすると以下のようになるのでしょか。
イ)相続人:配分
ロ)税務署:現金
ハ)税理士:土地
少し詳しく見ていきましょう。
イ)相続人:配分
自宅の土地建物或いは優良銘柄の株式など特定固有の資産に目が行くのも納得できます。
しかし、自宅は通常1軒しか有りませんし、株は時の経過によって上下します。
自宅は長男に譲る代わりに、次男は貸しガレージを、長女・次女には現預金・株・貴金属を等々、相続人間のバランスをよく考えて法定相続割合に沿って配分することが「もめない」秘訣です。
「独り占め」などのアンバランスは親族「分裂」の火種になります。
分割協議に「税理士が首を突っ込まない方がいい」という意見もあります。
しかしながら、ある程度の方向性をいくつかの試算に基づいて示すべきだと当事務所は考えております。
ロ)税務署 ハ)税理士 については項を改めます。