遺言書
2018年07月07日(土)
カテゴリ:相続
初回の相談で、相続税が「かからない」と判ったら、一安心。
あとは、遺産の分け方に集中してください。
こちらの方が大変かもしれません(注)。
申告書の提出が不要なだけに「10か月」という期限がなく「揉めだしたらエンドレス」
こんな場合には弁護士さんの登場となります。
対抗する相続人も弁護士を立てることになって、骨肉の争いに発展。
このような最悪のケースに遭遇してきただけに、
お元気な今のうちに遺産相続の計画を立てて「遺言書」を作ることをお勧めいたします。
お仕着せの「遺言」ではなく、
相続人の希望を盛り込んだ内容にすれば、将来の親族の円満な繁栄に役立ちます。
その為には相続人の希望を聞いて、調整する。
秘密にせずに公言して、親族間で周知の事実にすることが重要です。
「開けてびっくり玉手箱」のような、「こんなはずではなかった」という遺言書では、
遺された親族間の確執となって、「しこり」が代々永遠に続きます。
(注)訴訟に発展する相続のうち75%が遺産総額5千万円までの案件だそうです。