南アフリカの優勝という結果でした。
後半37分のペナルティーでニュージーランドがゴールキックを選択した時点で「あゝ」と叫んでしまいました。
弟バレットが外したことよりも、なぜタッチキックを選択してラインアウトからトライを狙いに行かなかったのか？　悔やまれます。
 
　思い出すのは、2015年大会で日本が南アフリカに逆転トライで勝った場面です。その前提は、南アフリカがペナルティーを得たときにゴールキックを選択したことが、試合終了間際の日本の逆転勝利を呼び込んだと思います。
 
　ニュージーランドは、その時のことを知らなかったのか？
この試合で南アフリカが「追う」立場なら、絶対にゴールキックを選ばずに、タッチキック・ラインアウト・モール・トライを狙ったはずです。
 
　弟バレットがゴールキックを外したのは、トライを狙わずに「3点」を選んだニュージーランドの「弱気」にあったと思います。
 
　とはいえ、非常に面白い試合であったことは確かです。
 
　大会全体を振り返って言えることは、ヌタマックのケガが無ければ、フランスが優勝にどれだけ絡んでいたのか？　想像すると興味を引く今大会でした。